ムーブの面白さ
2013年 12月 23日
鳳来シーズンを終え、名張でワンクッション入れたら、備中モチはかなり低下していた。
いやあ、極寒の鳳来に戻るのは現実じゃないにしても、もう一週名張でハンドジャムにぶら下がっときたいな、、
ぐらいに考えながら新エリに辿り着く。
笑っちゃうぐらい去年の自分ブログとおんなじ感想を抱く。
三連休なのにぼくら4人パーティー以外はRWさんチーム2人だけ。
静かで、なんの焦りも競争もなくのんびり登れる。禁セプラインの喧騒が懐かしいくらいだ。
一時逃げていたカンテに取り付いてみた。
さすがに久しぶりの石灰でも面食らわないぐらいは備中慣れしている。
だけどやりだしたら、この何もないとこをなぜか登れる感がしみじみと脳内麻薬に働きかけ始め、
ほぼ忘れていた最終ピン付近のムーブでノウナイマヤク大洪水状態になった。
ああ、ムーブがおもしれえぇぇ
岩場やルートに優劣をつける意図はないんだが、ことムーブに関しては備中、新エリや権現あたりはぼくのような12クライマーには宝の山としか言いようが無い。
個人的に一番幸福物質全開は同じ新エリの時間よ止まれ(右回り)だった。
だけどなぜここ最近はシーズンの大半を鳳来で過ごすようになったんだろう?
ルートの面白さ、クライミングの面白さは純粋にムーブだけでは語れないんだろう。
個人的ベストムーブランキング
1 時間よ止まれ 備中・新エリア
右回り、キョンとクロスでなんだかよくわからないものをつかんで登れてしまうあの感じ。
2 アルパイン少女マミ 小川山・弟岩
ベストムーブかつベストルート、一個一個細かい何かを拾いながら登れてしまう。
3 パンピングアイアン1 城ヶ崎・シーサイド
いまでは忘れてしまったが、遠い水平ガバを取りに行くムーブは脳が溶けてしまうくらいしびれるムーブだった気がする。
by a_roofbeam
| 2013-12-23 22:56
| クライミング