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カテゴリ:音楽・読書( 17 )


第三回 ハンモックと読書 『泥棒日記』 ジャン・ジュネ

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ほんとに一年に2冊も本を読まなくなってしまった。読んでよかった本をブログにアップしてるんじゃなく、読んだらほぼすべてアップしてるが数年で三冊という感じだ。

もう最近は登りに行こうとすると雨ばかりで気が狂いそうだ。仕事と雨でお盆休みが完璧に潰れたんでショボくれて図書館に向かい、学生の頃からいっぺん読んでみようと思ってついぞ読んだことのなかった本を借りてみた。
どうせ読みきれないだろうと思ったら、意外とグイグイくる。


『泥棒日記』 ジャン・ジュネ

―裏切りと、盗みと、同性愛が、この本の本質的な主題である。


という一文そのまんまの本。主人公含め登場人物のほぼすべてが、犯罪者で同性愛者。殺したり盗んだり掘ったり掘られたり、しかも実話。

だけど一番面白いのは、放浪小説であるということ。主人公はフランスからスペイン、ベルギーなど、物乞いしたり、盗んだり、掘られたりしながら放浪する。

放浪中に見張り小屋に忍び込んで寝ていたら、見張りが帰ってきて困ったことになりそうと思ったら、その見張りといい感じで肉体関係に及んでしまうとか、そんな展開ばっかりで脱力感満載だ。

バルセロナも主要な舞台だから、2年連続のスペインの旅も、これを読んでからだったらもっと楽しかった(かもしれない)。

ちょっとネタバレだが、もう一つ面白かったのは、ジュネが作家になってから出来た金持ちの知り合いから美術品を盗もうというくだり。

作家になってもリアル泥棒ってのがすごいね。
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by a_roofbeam | 2014-08-29 23:27 | 音楽・読書

サーストンのライブ!

今日は梅田でサーストン・ムーアのライブを見てきた。

正直サーストンのソロアルバムなんて買ったことも聞いたこともなかったので、かなり恐る恐るだった。
会場ではみんな正座して恐るべき音響実験を延々聞かされる、とか言うシチュエーションを勝手に想像してみたが、

不慣れな都会でようやく辿り着いたライブハウスの入り口で受付をしてると、

ハ~イ、と顔パスでぼくの横を通り過ぎて行く背の高い外人がいたのでまさかと思ったら本人だった。

おもいっきり目があったが、びっくりして満面のほほえみを投げかけることしかできなかった。

その後もサーストンとガールフレンドは会場を行ったり来たりして楽屋に入っていったが、ぼくを含めすべての客が完全スルーで、ほんとに無反応だったのが笑えてしまった。

客はたぶん50人もいなかったと思う。ステージにはドラムセットがあったのでとりあえずほっとした。

が、ライブが始まるとぼくの期待や不安を1000%裏切るモノスゴイ演奏で、一気に昇天した。

ソニック・ユースの中でぼくの心をかき乱した本質の部分はサーストンだったということがはっきりした。

ギター二人とドラムという編成だったが、序盤の数曲は思いっきり激しいロックで、早々に昇天をくりかえし、

後半はさすがのギター実験室的な演奏も乗ってきて、ジャズマスターをアンプにこすりつけ始めたところで何かが覚醒してしまいそうだった(;´Д`)

ただ一つ残念なのは、1時間ちょいでライブが終わってしまったこと。2回アンコールしてくれたが、さすがに物足りない感があったなぁ。

アンコールであそびでヘイヘイマイマイのリフを弾いてたのが楽しかった。

ライブが終わり、サーストンと他のメンバーが出てきたが、サーストンは他の人と話し込んでいたので直接しゃべることはできなかった。ギターとドラムの人に握手して素晴らしい演奏だったと伝えて気分よく帰った。

普段経験できない梅田の食堂街で立ち飲みを楽しんで、電車とバスで家まで帰った。
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by a_roofbeam | 2014-06-03 23:15 | 音楽・読書

ビーチ・ボーイズ ジャパン・ツアー なぜか名古屋

行って来ました。

高校生の頃、今はたぶん医者になった深瀬くんがマクドナルドのくじ引きで当たったCDを貸してくれた。
いろんなアメリカの曲が入ってる奴だったが、その中の
good vibration という曲がじわじわ好きになってたまらなくなり、
少ない小遣いでCDを買い集めていってハマッてしまった。

以下、興味ない人は放置気味でレポートします。

ライブ自体は豊富なヒット曲の大メドレー大会で休む暇もない。ずっと踊りっぱなしだった。
やっぱり、マイクとアルが一番元気でこの二人がサイコーだった。

テレビで見た20年前のライブでは、、、えっ、オレ高校生だったのもう20年前か、、、orz

20年前のライブでは元気だったブルースがほとんど脇役に徹していた。

ブライアンファンには申し訳ないが、ブライアンは終始キーボードの前に座って腕をだらりと垂らしていたのがどうしても哀れで、みんな何となく気になってたと思う。
彼が歌うパートもうまく周りがフォローしてる感じだったが、それはそれでよかった。

さいごのほうでブライアンが立ち上がってベースを弾き、マイクが「ほら、ブライアンがベースを弾いてるよっ」ってあおってたが、ちょっと切ない感じだった。

カールのグッドバイブレーションのソロはどうなってるのかと思ったらビデオだった。

まあ、そんなことは別にほんとうに楽しい、踊り続けた2時間弱だった。ココモで泣けてきた。

もしまだ彼らが来てくれるのなら何回でも見たいと思った。
あと何年続くかわからない、特別な空間だった。
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by a_roofbeam | 2012-09-05 22:32 | 音楽・読書

子供の頃図書館で読んだ本

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子供の頃は図書館大好きで、学校の図書館に入り浸っていた。今は本なんてさっぱり読まなくなったなぁ。

小学生の頃読んだ本で一番心に残ったのがこれだ。タイトルは忘れてたが、中に出てくるゴセシケというやつの名前だけ覚えてた。
今読んでも面白いと思う。たぶん。

このSFのシリーズはほぼ全部読み尽くした。適当に記憶がマッシュアップされて違う話になってるが、、、
挿絵も素晴らしかった。特に真鍋博の絵はずっと好きだ。
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by a_roofbeam | 2012-05-18 04:07 | 音楽・読書

あなたはなぜ直島、地中美術館に行かないのか?

いろんな人に勧めるが誰もいまいち乗ってこない瀬戸内海アート巡りの旅。

特に嫁からは激しく拒絶されている。

全く興味ねえんだと。

というわけで、今回も誂えたように岡山の客との打ち合わせを11時で終え、

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岡山市から一時間弱走った宇野港からフェリーでわずか20分。こんな美しい景色が待っている。

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前回時間切れで入れなかった地中美術館に向かった。

写真撮影は禁止だし、中での体験は言葉に出来ないぐらいに素晴らしいが、

まあ、ぼくが素晴らしいと言うんだから信じて行ってみろ(断言)。

ちなみにこの地中美術館や、隣の豊島美術館は、何かの企画展が入れ替わりで行われるという通常の美術館ではなく、常に同じ作品を展示する(というか内包する)美術館全体が大きなパーマネントインスタレーションである。

簡単に言うとそれ自体が「仕掛け」なんだ。

そしてこの直島は島全体がそんな仕掛けで溢れている。これからの季節はビールを飲みながら自転車で回るには最高のシーズンだろう。

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ほんとうに最高の「仕掛け」は地中美術館から港へのチャリでのダウンヒル!

その先に見える海とシマナミが究極の芸術だということです(*´Д`)
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by a_roofbeam | 2012-04-12 23:41 | 音楽・読書

『わたしを離さないで』

今度映画をやるらしいので、原作を読んでみた。数年前に結構話題になっていた。

ひさしぶりに本当に面白い本を読んだ。

どうぞ事前に何の情報も入れずに読んでみてください。

ぼくみたいな軽めの古典SFファンにはたまらない、懐かしいような内容で、

わかっていても最後には号泣してしまう。

ほんとうに巧みに構成されている。

学校の図書館で読んだ『ゴセシケ(?)』や、『夏への扉』『アルジャーノン~』を思い出す、
切なくて不思議ないい話でした。
読んでいない人はぜひ読んでみてください。
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by a_roofbeam | 2011-01-23 22:00 | 音楽・読書

web 0.7


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by a_roofbeam | 2010-10-05 22:22 | 音楽・読書

no surprises




radiohead no surprises

歌詞なんていろんな取りようがあるが、どう聞いても暗く美しい自殺賛美の歌なのだが、

自殺して静かな場所に行きたいと歌い上げるメインボーカルの裏で、

最後の最後に、バックコーラスが「ここから出してくれ、ここから出してくれ!」と叫ぶ。

空恐ろしい、心が冷たくなる曲だ。

特に何か言いたい事があるわけではないが、

自殺に限らず、理不尽な死を強いられる人が今もたくさんいつづける。

だから何ができるわけでもないんだが。
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by a_roofbeam | 2010-06-30 23:33 | 音楽・読書

行き帰りのエールフランスで4本の映画を見た。

1.パブリックエネミー
淡々とした伝記映画、リアリティはあるが面白い話しではない。
最後のオチはまったく意味不明。

2.ビューティフルマインド
前から気になっていたが、ただで見れて大正解。1と対照的に、実在の人物の実名での映画化にしてはむちゃくちゃなストーリーで、しかしその分ハラハラドキドキ、どんでん返しも決まって最後には号泣という、質の高いエンターテイメントでした!

3.マイレージ、マイライフ
これも少し気になっていた。ただで見れて正解。脚本が面白い。たまに海外に出張する身には興味のある話題もあるし。オチもあってなかなかよかった。

4.しあわせの隠れ場所
これも少し気になっていたが、こんな程度の映画を話題作として輸入しなければいけない現状に寂しさを覚える。「最高の実話」だが、いったい何なんだ? 感想、「だから何?」

まとめ、2(昔の映画だが)と3は楽しめます。

番外
iphoneで太宰の「人間失格」を読んだ。勝手にすごくシリアスで重厚な話を想像していたら拍子抜けで、最後には強引に笑いに持っていく。こんな話だったのか、、、
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by a_roofbeam | 2010-04-08 22:59 | 音楽・読書

すごい詩人1

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吉増剛造 死の舟

学生のころ、この人とアラーキーのパフォーマンスがあって、
アラーキーめあてで行ったら完全に吉増先生に打ちのめされてしまった。

彼の詩の朗読は鬼が降りて来るようなもの凄さがあった。
一度だけでも体験できたことがすばらしかった。

もちろん活字を読んでも、彼の詩には異様に静かな気迫がある。
ちょっと引いてみる。


わたしたちは、夢の閂をうしなってしまった。ある時、老僧はふと、窓辺の塵を舐めてみた。宇宙が、少し、下ったように感じられ、”掃除をしているのだ”とつぶやく声が、聞こえて来ていた。


、、PCじゃぁ、雰囲気でねえなぁ。

まだこの本が買えるのかとアマゾンで見て驚いた。
ぼくの手元にあるこの初版本が95,000円で売りに出されてた。

9万5千円!!!

嫁に知られたら即効売りさばかれてしまう!
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by a_roofbeam | 2010-03-12 00:15 | 音楽・読書